YOMIURI ONLINE:不安は当たった…三菱自動車、燃費不正
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記事要約
実際のところ、ガソリンエンジンのみで30km/L代の性能を出すのは難しい。そういった厳しい現実に加え、「燃費の良い車を開発しなければいけない」というプレッシャーがかかった会社の雰囲気が今回の不正事件を起こしてしまった一因といえるだろう。
疑問
- 自動車の燃費は今後どのようになっていくのか?
- 世界の自動車ブランドはそれぞれどのような経営方針を打ち出しているのか?
主張・考え
三菱自動車を発端として、これもまた自動車メーカーである「スズキ」が燃費の検査方法について国とは違う方法を用いていたことが発覚しているが、この状況を見て私が思うのは「結局皆考えていることは同じだったのでは。」ということだ。どこの軽自動車の開発状況でも、他社の燃費性能に負けてはいけないという信念がまず第一にあって(このこと自体は競争的で発展が促される良い環境だとは思うが)、これがエスカレートする悪い道へ進んでしまった末路であるような気がするのだ。今の日本の自動車ブランドはただでさえ高評価なのであるから、このようなことで信頼を失墜するようなことがあってはならないと思う。いや、「ジャパンブランド」という言葉ももはや死語になりつつあるのだろうか。