朝日新聞DIGITAL:刺傷被害の女子大生、意識が回復 東京・小金井の事件

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記事要約

東京都武蔵野市のアイドル活動を行う女子大学生がファンの人間から刺傷被害を受け意識不明となっていた今回の事件で、意識不明となっていた女子大生の意識が回復したと発表された。
加害者である岩崎容疑者は今後精神鑑定を行い、刑事責任能力を調べる予定だという。

疑問

  • 「近すぎる」アイドルについて問題があるのではないか?
  • 精神鑑定の結果刑事責任能力が無いと判断された場合、容疑者はどのように扱われるのか?

主張・考え

まずは良かったと言いたい、たいてい何日も意識不明となっていると亡くなってしまう印象があったため、もう助からないと思ってしまった。ところで、容疑者が精神鑑定にかけられているという事実に驚きだ。確かに報道ではコミュニケーション能力には乏しいということだったが、果たして精神鑑定までする必要があるのだろうか。刑法39条によると、
1項 心神喪失者の行為は、罰しない。
2項 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。
とある。
要するに罰を与えるのは報いを果たさせ、「もうこりごりだ。」と反省させるのが基本であるとされていることから、根本的に刑事責任能力が無いものに対して罰を与えても無意味だということらしい。
いや、これでは困る。率直に言えば「自分が罪を犯しているのかさえ自覚できない人間を無罪にしてまた公の場に放す。」ということなのではないのだろうか。それともまた別の施設に隔離されるのだろうか。このことは調べていこうと思う。