日本語で読む中東メディア:オバマの広島訪問は中東からの逃避である

記事要約

オバマ大統領はプラハで行った演説において大量破壊兵器のない世界を約束したにもかかわらず、その約束を実行に移すことができなかった。それどころか、広島への訪問によってその約束を実行したことにしようとしているのだ。もちろん、広島への謝罪もなしに。
オバマは、中東の平和と安定をホワイトハウスの重要事項リストに載せることをやめ、中東からアジアに逃避することを選んだ。中東はもはやアメリカの利益とはならないという口実で。

疑問

  • オバマ大統領の広島訪問についての日本の対応は?
  • アメリカは大量破壊兵器を所持していながら大量破壊兵器の廃絶へ向けた動きをみせている、この矛盾の行き着く先は?

主張・考え

毎日新聞の全国世論調査によると国民の評価は次のようになった(以下引用)

オバマ米大統領広島訪問「期待する」74%

 毎日新聞の16、17両日の全国世論調査で、米国など7カ国の外相広島市平和記念公園を訪れたことを受け、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ米大統領の広島訪問を「期待する」という回答は74%に上った。「期待しない」は15%だった