読売Online:地獄は解消されるか? 中国・トイレ大革命のビフォー&アフター

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記事要約

かつて中国のトイレといえば「汚い」「不衛生」「汚物が散乱」と3拍子そろっていて、筆舌に尽くしがたいほどひどかった。それが、ここ1~2年、急速に変化の兆しを見せているのだ。
 というのは、中国政府が昨年から本格的に「トイレ革命」に乗り出しているからだ。2017年までに全国計5万7000か所で公衆トイレを新設・改築するほか、農村部での水洗トイレの導入を急ぐことを習近平国家主席が明言するなど、トイレ整備が急ピッチで進んでいる。李世宏国家観光局副局長が国営新華社通信に語ったところによれば、政府はトイレ美化のために125億元(約2250億円)を投じるという。政府の並々ならぬ気合が感じられるが、目に見えてトイレがきれいになっていると感じるはずだ。

疑問

  • かつての中国のトイレとはどのようなものだったのだろうか?
  • 歴史において衛生環境が最初に整った国はどこだったのだろうか?

主張・考え

中国ではかつて「ニーハオトイレ」というドアのないトイレが主流だったそうだが、これもまた農村部の話で、都市部に出向いてみれば有料の場所も含めてきちんとした「それなりの」トイレは設置されている模様だ。今回の記事を見てもわかる通り、中国政府もそいった衛生環境の整備に力を注がざるをえない状況だったことが推測される。