朝日新聞DIGITAL:救急救命士「震災思い出す悲惨な現場」 新名神橋桁落下

記事リンク

www.asahi.com

記事要約

新名神高速道路の橋桁落下事故で、現場に駆けつけた医師と看護師、救急救命士によると、「現場のコミュニケーションがとりずらかった。」とのことだった。トリアージの最中も橋の異音があったという。

疑問

主張・考え

トリアージ」とは患者の状態に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うことだそうだ。
日本においては「トリアージ・タッグ」という4色のマーカー付きのカードが用いられ、この「トリアージ・タッグ」は日本ではその書式が統一されている。これは世界初とのことである。
具体的には「トリアージ・タッグ」の不要な部分を切り取ることによって患者の状態を示す。
以下の4段階に分けられる(以下引用)

黒(black tag) - カテゴリー0(死亡群)死亡、または、生命徴候がなく救命の見込みがないもの。

赤(red tag) - カテゴリーI(最優先治療群)生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置をすべきもの。

黄(yellow tag) - カテゴリーII(待機的治療群)赤ほどではないが、早期に処置をすべきもの。一般に、今すぐ生命に関わる重篤な状態ではないが、処置が必要であり、場合によって赤に変化する可能性があるもの。

緑(green tag) - カテゴリーIII(保留群)今すぐの処置や搬送の必要ないもの。完全に治療が不
要なものも含む。

搬送・救命処置の優先順位はI → II → IIIとなり、0は搬送・救命処置が原則行われない。